男性の中でも当たり前になってきたムダ毛処理。ケアしたいけど、ニキビがひどい、アトピーがある、乾燥肌で心配……そんな方はいませんか?カミソリで肌を傷つけたくない、乾燥がひどくなるのが怖いからあえてムダ毛処理から目を背けてしまっている人がいるのなら、ぜひサロンやクリニックでの脱毛を取り入れて欲しいのです。今回はそんなサロン脱毛の良い点と、注意点をご紹介します。
アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質の人や、皮膚にあるバリア機能が弱めの人に見られる皮膚の病気です。一般的にはアトピーと呼ばれ、かゆみがでたり、湿疹などの症状が主に現れます。良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治りにくいと言われています。薬による治療や、生活習慣を改善するなど根気強く対策していく必要があります。
また、敏感肌は、化粧品や洗顔料に反応して赤くなってしまったり、肌荒れしたりしやすいお肌の状態をいいます。医学的な病名はないのですが、ストレスや、不摂生、食生活が乱れたり、スキンケアを間違えていることによって引き起こされ、お肌が敏感になっている人が増えているようです。肌を整えるために色々な努力が必要となっています。
ニキビは、実は色々な性質を持っていてできる種類が違います。それぞれの原因を知って、それに合わせて対処していくことが大切です。
○思春期ニキビ○
いわゆる、思春期と呼ばれる10代の頃にできるニキビがあります。皮脂がたくさん分泌され過ぎることが原因だといわれています。必要以上に皮脂が分泌され、その皮脂が毛穴に詰まってニキビが出来てしまう。毛穴が詰まることで、ニキビの元になるアクネ菌が繁殖しやすい環境を作るのです。男性ホルモンが増えるのが成長期の特徴なので、ホルモンバランスが落ち着くと、思春期ニキビは自然と治るケースが多いです。
○大人ニキビ○
思春期の時期を過ぎたニキビは「吹き出物」と呼ばれることもあります。不規則が生活習慣、寝不足、過剰なストレス、食生活の偏りなど、様々な原因で出来てしまいます。これらが重なることで肌の代謝「ターンオーバー」が悪くなり、古い角質が剥がれ落ちにくくなり毛穴が詰まります。そうすることでニキビが出来てしまいます。思春期ニキビとは違い、自然に治る訳ではなく、何度も繰り返しニキビが出来てしまいます。
サロンで脱毛することで、自己処理から起こる肌の負担を無くすことが出来ます。どんなに丁寧に優しくカミソリやシェーバーをあてても、ムダ毛と一緒に薄い皮膚の一部を削り取ってしまいます。肌の表面には「角層」があり、その角層は0.02mmしかありません。その角層を一緒にカミソリやシェーバーで削ってしまうと、肌の内側の水分が外に逃げ出してしまいます。外部の刺激(ホコリや紫外線、乾燥)から皮膚を守ってくれているのも角層なので、出来るだけ自分でムダ毛を処理するのは辞めた方がいいのです。
ライトを使ったサロン脱毛は、お肌のダメージが少ないので、お肌が弱い人でも基本的にはお手入れできるのです。
サロンで脱毛をすると、毛穴に生えているムダ毛かなくなり雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。毛穴が小さく引き締まる効果があるので、そもそもの原因の皮脂が詰まりにくくなりニキビが出来にくい環境が出来ます。カミソリ負けで赤くなったり、傷ついたところからニキビが出来ることも無くなるため、ニキビを出来にくくする効果もあります。
サロン脱毛は、アトピー、敏感肌の人も基本的にはお手入れ出来ますが、お薬を肌に塗っている場合はお手入れを断られてしまう場合もあります。お医者さんに許可を貰って施術して頂くこともあるので、事前にカウンセリングスタッフに心配なことを話しておく必要はあります。
ケロイド体質、お肌が極端に弱い、光過敏症、その他皮膚になんらかの以上がある場合にはお手入れが出来ない場合もありますので、カウンセリングで相談しておきましょう。
ニキビがある場合でも施術を受けることが出来ますが、ニキビがある部分にシールなどをして隠し、ライトやレーザーが当たらないように準備をしてくれるので、それもスタッフに相談してみましょう。
脱毛期間中の保湿がとても大切だということはご存知ですか?特に敏感肌や乾燥肌の人は、徹底的に保湿をすると脱毛を受けやすくなると言われています。保湿するとこで脱毛の刺激が抑えられ、肌トラブルも回避できます。それだけでなく、脱毛の照射時の痛みを軽減させて、肌のトラブルリスクを下げられるメリットもあります。水分量の少ない肌はバリア機能が低下して、脱毛の刺激も受けやすい状態になりますが、きちんと保湿すると刺激から肌を守ることができるので、できる限り保湿を行いましょう。
敏感肌だなあ……と感じている人は、ぜひ肌への負担が少ないサロン脱毛で、清潔感のある身体を手に入れてみてください!